オタの挑戦

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唐突ですが、管理はオタです。


知ってると思いますが、オタです。


まぁ、オタと言っても、カラオケとかで


「ねこみみもーど♪」


とか歌うオタよりは全然軽いオタですが、やっぱりオタの巣窟に通うイチ生徒。


やっぱりオタはオタなのです。


で、まぁ、エロゲもしない、アニメもギャグマンガ日和くらいしか見ない管理


されどオタな管理ですが、


「じゃあ、どれくらいオタクなの?」


とゆーちびっ子や美人のお姉さんの疑問に答えるなら、携帯では見れないので面目ないのですが


ちょっとぷよぷよができる程度の軽いオタです。


まぁ、それでですね、軽度過ぎてオタじゃないんじゃないの?


って感じの管理ですが、先日ですね





「センス悪いよ」





って言われたんですよ。


えぇ、確かに管理はセンスのある方ではありません。


詩織はワンピだよ、とか言ってるヤツですからね、こりゃ服の種類すらあまり言えない。


その上、殴りたくなるような顔ですからね、外見なんかうんこの極みみたいなもんなんですよ。


なんかもう、前が滲んで見えなくなるのを通り過ぎて開き直ってたくらいのレベルなんですが


やっぱ面と向かって認識させられると危機感とか覚えるじゃないですか。


ねこみみもーど♪とかと同類って思われるとこりゃ危険じゃないですか。


ってなわけで、まぁ顔は整形でもしないといかんともし難い状態なので


せめて服装だけでもどうにかしようと思いましてですね、


コッサンにプリカを売った後輩T(上記ぷよ動画右)に連れられて服を買いに行ったのですよ。


されども、実はですね、このような「しぉりんお洒落さん計画」って初めてじゃないんですよね。


高校の時、友人に色々改造されそうになったり


恋をした時に相談した某お兄さんが


「まずは服装からなんとかしないと」


ってあっちこっち服屋さんをたらい回しにされたこともありました。


しかし、こう、金もセンスもありゃしない管理、あと、根がオタですからね、


普段は


「鬱陶しいくらい馴れ馴れしい」


とか罵倒を浴びせられるような人生を生きている管理でも


ちょっとオサレな服屋に入ると萎縮しまくるわ、おとなしくなるわで


「ホント、このまま糞尿垂れ流して窒息死するんじゃないの?」


ってくらい呼吸困難になったりするんですよ。


まして、ビラ配りとかに目をつけられたら断れないまま


気が付いたら手いっぱいのビラを持ってるようなNOと言えない日本人な管理。


先日のゆきにゃん氏来訪の時に、その辺でアンケートやってるお兄さんが


「アンケートお願いします」


って言ってきたんですが、


「そーゆーの興味ないんで」


ってキッパリ断った、むしろタイミング的には


「アンケートおねが…「そーゆーの興味ないんで」


と、もはや聞くことすらしないゆきにゃんスタイルに惚れ惚れしつつ、


「あーゆーのは断る勇気が大事だよ」


って説教までされる管理ですからね、


うっかり服屋なんかで店員に話しかけられたら


「インフレのような値段の服を買わされるんじゃないか」


とかビビりまくりなんですよ。


ってか店員に話しかけられただけで死ねる。


加えて、


「オタはこの場にいるだけで犯罪」


みたいな空気を被害妄想ながらに感じてですね、


件のお兄さんと一緒に買い物行った時も、店内に入ったら2分で





「ちょ、ちょっと外の空気を吸わせてください」





とか言っちゃってるんですよ。


「あなたどんだけ場慣れしてないの?」


って先輩の呆れた顔を見て少しだけ切なくなりながらも


服屋の外の空気がおいしい、とか思ってたりしてたんです。


そんな管理が自主的に(あくまで後輩Tに連れられて)服屋に行ったんですよ?


これだけでも凄い成長だと思うのですが、まぁ行くだけでは服装は変わりません。


後輩Tの指示の元、あれこれ試着したりするわけですよ。


某お兄さんと行った服屋に比べたら、店の雰囲気が


「まぁオタでも許してやるかな」


って感じだったので、まだなんとかエベレストの空気の薄さくらいで呼吸はできたのですが


やはり怖い、あのお洒落なカップルが怖い、あの服を選んでる学生が怖い。


きっと心の中で


「何このダサい子、ダサいのがうつるから近寄らないで」


とか思っているのかもしれない。ってか思ってること請け合い。


そんなこんなで恐れおののき


「お、オラ、こげなハイカラな店さいられねーだ」


とか、村はずれの田吾作風に思ってたりしてかれこれ1時間ちょい呼吸困難だったのですが


なんとか無事、後輩Tのおかげで服を購入することができました。


ありがとう、後輩T。僕はキミが大好きだよ。


けどそんなオサレなキミが管理と同じくらいのぷよぷよレベルってなんだかちょっとずるいや…


へへっ…


っとか思いながら、勝るところがないと悔しいのでぷよぷよを練習する管理なのでした。


やっぱ根っからオタだ。



船舶純愛物語



管理がいつもフェリーで登下校をしているのは、割とみなさんご存知だと思うのですが、


今日はそんなフェリー乗り場でのとある男女のお話をしようと思います。


管理はいつもカップルを見たら


「カップル滅びろ!」


とか思うのですが、その男女はどっちかと言うと、


いやむしろ管理の目に狂いがなければ


男の子の片思いな感じがするのです。


二人とも制服を着ているので恐らく高校生でしょう。


女の子はどことなく気が強そうな、感じで雰囲気的に我が強いイメージを受けます。


対して男の子はといいますと、どことなく気が弱そうで素朴な感じ。


お前は便器かとゆーほど尻に敷かれマンの素質を発揮していて、


どことなく見ててイライラするなぁと思ってたら、同族嫌悪だということに気付きました。


ドンマイ自分。


それ以来、そんな男の子を内心で応援しているのですが、見ていてなんだかもどかしい。


いつもヘラヘラしてて女の子の愚痴のはけ口になってるのを良く見かけるのですが、


その姿がまた情けない。


ちょっと引っ張っていくくらいの男気を見せろよ!


とか内心激しく憤りまくる管理は


デートドメスティックバイオレンスを受けていた情けない経歴があるのですがそこは気にしない。


前が滲んで見えないだけ。


だけどね、あれはどうみても尽くすこと自体に喜びを感じている風。


女の子は、利用こそしないものの、感謝のカケラも感じていない。


男の子が売店でお菓子やらジュースやらを買ってきても





「こんなに買って馬鹿じゃない?」





とか言ってるのですよ。


ツンツンしやがって、とか思うのだけどそれでもヘラヘラ男の子。


それを見てまた内心





「ガツンと言ってやれ!」





とか思う管理はクラスの女の子に毎日お弁当を作ってあげて、


やれ味が濃いだのマズイだの感謝の言葉もない日々を過ごした経歴があるのは気にしない。


そんなある日、女の子の愚痴がまたもや炸裂していたのだけどなんか様子がおかしい。





「絶対別れてやる!」





とかなんとか聞こえてきたので








「え?この二人付き合ってたの!?」








と、「きっと片思いだ」と思っていた予想が外れた件で驚いていたのですが、


「まぁまぁ、そんなこともあるよぉ〜」


となだめる彼を見て、


「あ、ほかに彼氏がいるのか」


と納得しました。


そこで





「俺がいるよ!」


くらい言えないのか、と思ったりする管理は、


過去の失恋相手の数々によく恋愛相談をされています。


ゆきにゃん現る




番外編の「スカVSミオ」の提供者、ゆきにゃん(絵が芸術的)が、東京から鹿児島にきました。


ってなわけでヘタレ管理は、かなりビビりながら空港で待ている状態だったのです。


駐車場がよくわからなくて2周くらい空港を回ったりと初っ端からトラブル炸裂なのですが


トラブルとゆーより個人的ボケっぷりだった気がしなくもないのですが、


まぁ、なんとか無事停められて冒頭の空港で待ている状態になっていたのです。


んでまぁ、1時間くらい早くつきすぎて待ていたら


港内放送でクラスメイトの名前が呼ばれてびっくりしたり


変なおばちゃんが管理の隣にずっといたりと一瞬の油断も辞さない感じでした。


んでまぁ、ビビり管理は初対面のゆきにゃそがヲタ管理を見てドン引きしないかとか


もう、ガクガク状態だったのですよ。


もう、くる客を見ては


「あ、あれか?けどあれはおばちゃんだ」


とか


「あ、あの人近づいてくる…あれか?」


と思ったら素通りされたり。


下手したら警備員に連れて行かれかねない怪しさまで時折醸し出しつつ


ひたすら待ってたわけなんです。ビビりながら。


そしたら番組が捜査した結果、お父さん、見つかりました、もとい


それっぽい人がくるといえばくるのですよね。


ただほら、コッサンとかシオリンとかうんこを連呼、連呼をうんこするページを


読んでるような人ですからね。


多少なりともアレな人だと思っていたのですよ。


いや、アレな人じゃないとなんか見劣り的に困る的なビビり精神丸出し。


で、そのそれっぽい人はなんか美人なおねーちゃんでしてね


違う…よね?とか思っていたわけです。


けどそのおねーちゃんが来ていうんですよ。








「シオリン?」








見劣り確定しました








みじめなシオリンのみじめな気持ちMAXモードになってしまいました。











っと思ったらなんて接しやすいお方でしょう。


なんかすんげー緊張とかして損した気分なくらい明るい方でしてね。


うんこを連呼、連呼をうんこしたりするんですよ。


で、そんなゆきにゃうんことの1泊2日の旅が始まったわけです。


まず、予定していた観光名所の半分以上は天候と時刻により却下されました。


初っ端から管理のダメ人間さを披露するのですが、このねーちゃん


ぜんぜん気にしていない様子。


管理が同じ立場なら、管理に案内はされたくないのに。


で、泊まる予定のホテルとやらの場所がよくわからないので


タクシーに乗ることになったんですよ。


で、タクシー捜して30年、タクシー探し職人じゃないか、ってくらい


タクシーを捜していたら、


横断歩道のある交差点で信号待ちしているタクシーがいたのですよ


その横断歩道を渡って乗っけてもらおうと乗り込んだわけですが、


このおじいさん、今にも天に召されそうな方でして


赤信号なのに信号がない交差点みたいに、


車の量が減ったら今にも飛び出さんばかりの勢いなんですよ。


思わずアイコンタクトで身の危険をお互い確認し、


メール画面筆談とかするのですが


この娘さん、








すんごくニヤけてるんですよ









思わず「ぉぃぉぃ」の意を込めて肩を叩いたら








「うちもとからにやける顔だし」





とか言うんですよ。


むしろその発言が運ちゃん(天に召されそう)に聞こえちゃまずい!!


とか一人あせったのですが、天に召されそうだったので聞こえなかったみたい。


よかった。天に召されそうで…


その後、ホテルに荷物置いて飲みにいったわけなのですが、


飲み屋では注文しすぎて食いきれない状態。


あ、ちなみにメルマガは代打でやってもらいました。


けど飲みすぎて死んだわけじゃないんですよほんとですよ邪推ダメ、ゼッタイ。


んで、ネカフェでなんか色々DVDとかみよーってことになっててたのですが、


見る予定だったDVDを全然用意できなかったうんこ管理でしたので


ゆきにゃそが持ってきた「ダイバスター」なる笑えるDVDを見ることになったのです。


観光地もない、ほかのDVDもない、もはや実施できそうな予定はこれしかない。


そんな最後の願いをかけて取り出されたダイバスターDVD2巻は!!!









ダイバスター2巻…あれ?








うん。








中身ないじゃん








少しだけ、そう、少しだけ切なくなった21の夜。


とりあえずネタ切れなウンコニスト2人組はやることに困るのであった。





ちなみにこれ、件のネカフェから更新してるのですが、


果たして明日こそはまともな観光案内ができるのでしょうか。


関係ないけど「殴りたくなる顔」って言われました。


ヤマもオチもなかった…



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