血脈




「こ、こいつ、この力、まさか、魔王の血を継ぐ者か!」


戦士ヤマト・タケシに旋律が走った。


タケシはシオリーヌの暴走する力を目の当たりにし、シオリーヌがその力を継承していることを感じていた…。





このままでは殺されてしまう…っ!!





タケシはこの力を以前も見たことがあった。


そう、それはシオリーヌの実の母であるシオリママーンと対峙した時であった…








とね、なんだか冒険ファンタジー風味を出してみたのだけどね、つまりあれなんですよ。


こう、無謀運転に定評のある管理さん、友達の間では乗りたくない車上位にランクインしているのですが、


ある日、管理の母上の運転でたけし君とでかけたことがあったのですよ。


で、まぁ、なんといいますか、母上殿がね、右折しようとしていたときに右側から車がきたのですよ。


んで、普通はそこで待つと思うのだけど、フルアクセルで一気に駆け抜けてですね、


まぁ、なんとゆーかすんげー荒い運転で、さながら峠の狼とか呼ばれそうな勢いの右折を見せ付けてくれたのですよ。


で、その時たけし君が「血を感じた」といったわけなのですが、まぁとにかくうちら親子は運転が荒いのです。


で、こう、荒いだけなら良いのだけど、いや良いこともないのだけど、このシオリママーンこと管理母はこれまたよく車をぶつける人なのですよ。


管理が高校の頃にですね、部活の用具を買いに行ったときに、他校の同じ部活のオニャノコに偶然会ったのですよ。


で、その子が結構仲良い子だったりするわけで、実は中学生の時、すんげー大好きだった子








の友達、なんですけど、うん、フェイントなんだけど、とにかくその子も用具を買いに来ててですね、


ひとしきり世間話して、用具を買って、車に乗って、それじゃまたねー!


と、手を振っていたら





ゴリゴリッ!





って音がしてですね、なんか明らかにどこかに引っかかったかのような音がしたのですよ。


で、帰宅してから見てみると、ちょっと車の用語とかわからないのでうまく説明できないのですけど、わざわざ訂正とか説明のメールとかいらないですけど、


車の後ろのほうにあるバンパー?フレーム?がごっそりはがれていて、ぶら〜んとなっていたのですよ。


母上、ショックのあまり1日実家に帰ってしまいました。


あれ、きっと修理高かったろうなぁ…


と、そこにその血を受け継ぐ管理さんの登場ですよ。


母上に負けてなるかと免許を取った一週間後には


初代愛車を自宅の入り口付近で目測をあやまり柵にぶつけてライトを割り


なーにそれくらい修理代もほとんどかからなかったぜ!と思うや否や2台目の車は自宅入り口にゴリッとこすりつけドア1枚換えることに。


同乗していたSTEVIE'sのみんなはぶつかる瞬間に怖い怖いと恐怖に陥れた力はまさに魔王の血を継ぐ者。


その恐怖の力は他人のみならず、管理の経済状況にも直撃し、6万もの打撃を与えていった。


管理の月の給料、携帯代とか家に入れるお金とか保険とか引くと手元に2万くらいしか残らない貧乏人なのにこのダメージ。血の力って恐ろしい。


しかし、今の車になってからはそれといった大きなダメージを受けたこともなく平和な日々をすごしていました。


母上の今の車(珍しくワガママ言って父上に買わせた)にも、後ろのほうにちょっとヘコミがあるだけ。


うん、バックでぶつけたんだろうな…


そうして魔の力は確実に抑えられていったかのように思われた…


その理由の一つがガソリンの値段の高騰である。


これまで無謀運転に興じていた管理も、ガソリンが高いので無駄に消費ができないのである。


今では60キロ以上のスピードは出しません。えらい、あたいえらい。


と、本来それが当たり前なのにちょっと調子乗ってすみません生きててすみませんって感じなのですが、


おかげで確かに危険なことは減ったような気がするのですよ。








しかし、魔王の血は管理を開放してくれたわけではなかった…








今日ですね、仕事が凄くうまくいかなくて、なんか仕事で涙したのは初めてってくらいうまくいかなくて、


すごく自分の無能を実感しながら生きていたのですよ。


もうね、こんな時は本当にどうしようもない。


手を差し伸べてくれるあの子の優しさすらも…僕は振りほどき闇へと落ちていったのだ…


とか、そんなドラマチックな展開は全然なくて、とりあえず気分転換に本屋でも行こうかと思ったのですよ。


で、なんかこう、GEOに行って立ち読みだー、と知的さのカケラもないお金もないすごし方をしようとしていたのですよ。


で、GEOの駐車場に入る道が真ん中に白線とかない田舎道なんですけど、これがなかなかせまくてですね、


しかもこの梅雨時、大雨で視界は最悪、左折してその道に入ろうとしたら対向車はほぼド真ん中を走ってくるのですよ、迷惑な。


仕方ない、っとちょっと大目に左寄りにハンドルをきって曲がるとですね、





ぐごががががが…





と、凄い音と、車に対する抵抗と摩擦を感じましてですね、


な、なんだ!?と思っていたら、ガードレールが元はそこにあったんでしょうね。


ガードレールの支柱が1本だけそこにありましてですね、


しかもちょうど死角だったらしく完全に気付かずごっそり持っていかれました。


横に50センチは軽いね、あのヘコミと傷。


暗黒の力は我が身を滅ぼす…


そのことを経済的な面で感じている管理、今日は厄日でした。





ちょっと思っただけ




よくさ、アンパンマンがさ




「顔が濡れて力がでないよー」


とか言うけどさ、じゃあ顔が濡れなければ大丈夫なのよね。


むしろ顔以外、全身が水に浸かっていても大丈夫なのよね。


「別に顔が濡れてないから力はでるよー」


とか言ってたらむかつく。なんかむかつく。


ってなわけで、イマイチ伝わりにくいと思うので絵を描いてみた。





うん。ヘタクソなりにむかついた。終わり。








パチスロ必勝法!




今日この記事をご覧になっているあなた、少なくともお金儲けに興味があってご覧になられているのだと思います。


よく、ネットの広告などに


「絶対儲かる!」とか「月に1000万円稼げる」などのキャッチフレーズで教材を買わせたりしていますが、


その手の詐欺では一切ございません。


初期費用も面倒な手続きも一切なし、ただ心構え一つであなたも簡単に勝ち組になれるのです。


私自身、はじめは半信半疑でしたが、それを実践した後輩の友人は、月10万からの勝ちを得ているそうです。


ところでみなさん、パチンコやパチスロをしたことはおありでしょうか?


ギャンブルなんてとんでもない!とお思いの方もおられるでしょうが概要のさわりだけ、少々説明させてください。


基本的にパチンコやスロットは、玉やコインをお金を出して借りて、それでゲームをします。


ゲームに勝つと、と言えば分かりやすいでしょうか。


特定の条件を満たすと玉やコインがたくさんでてきます。


その玉やコインを換金することにより儲けを得られることができますが、


たとえゲームに勝つことができても、勝つまでにたくさんのお金を投資してしまうと結果、マイナスとなってしまいます。


そうしてパチンコ業界は潤っているわけなのですが、ここで先ほどの月10万ほどの勝ちを得ている後輩の友人に話を戻しましょう。


何故、彼がここまで勝つことができたのか、それは彼の思想が大きく関わっているのでした。


この発想の転換に私、目からうろこがこぼれました。


例えばですね、彼がスロットをするときに、1万円投資したとしましょう。


そうして1万円を消費してゲームに勝ち、5000円分のコインが出てきたとしましょう。


すると、なんと彼の中ではこれで総合5000円勝ちになってしまうのです。


これは今までにない新発想です。


この発想を持って挑めば突っ込んだ分に関係なく勝ちになります。


そうして彼は勝ち組の階段を歩んでいったのです。


月プラス10万、これは大きな差です。


そうして彼は地道に勝ち続け、今ではその資産、なんとマイナス30万にも上るそうです。


そんな彼の発想の転換、是非あなたも試してみてはいかがでしょう?


ちなみに私、管理はこの発想のおかげで今日も負けずに±0円で済みました。


さぁ、あなたも勝ち組への階段へ…





提供:第二の後輩Tことたってん


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