1人痴漢職人の朝は早い




皆さんは、痴漢がお好きですか?


管理は痴漢は許せません。最近では警察も本格的に撲滅に乗り出しましたね。警察嫌いでもこれは支持せざるを得ない。


痴漢のような卑劣な犯罪に対しては激しい怒りを感じます。


しかし、世の中には人に迷惑をかけない痴漢があったのです。


その現場で試行錯誤する職人たち、今回はそんな職人の生き様を覗いてみようと思い、1人の職人に取材を申し込んでみました。


以下、その取材レポートです。






9月12日(土)

今日は1人痴漢職人の柿本さんの取材を特別にさせていただくことになりました。


※1人痴漢とは、自分で自分を痴漢するという、被害者のいない健全かつ斬新な痴漢なのである。

職人ともなれば3日はそれでいけるとか。



どうもー、柿本です。みなさんの息子は元気ですか?


では早速インタビューしていきましょう。


Q この仕事はどのくらい続けてらっしゃるのですか?


A そうですね、性に目覚めてからですから…7年は続いてます


7年も!40年とか言い出さないのが逆にリアルですね。

Q どんなきっかけで1人痴漢を?


A 痴漢のニュースを見て、オナニーのように人に迷惑をかけずにできる痴漢はないのかと思ったのがきっかけです


迷惑をかけない痴漢ですか、痴漢は迷惑をかけるものと言う常識を覆す凄い発想ですね!

Q その時点で今の1人痴漢の形式を生み出せたのですか?


A ありがとうございます(笑)いえ、始めはどうやって車内を再現するかでいっぱいでした。

あの時は妄想力が足りなかったので…(笑)


妄想力ですか、ただ揉んだりさすったりするだけではない仕事なんですね…

Q その困難を打ち破ったときのエピソードを教えてください。


A それだけでも充分楽しめる仕事ではあるのですが、生き甲斐にするにはまだ足りないと気付いたんです。

まだこの仕事に就いて2年くらいの時、一人痴漢をすることに限界を感じてしまったことがあったんです。

ただ同じことを毎回しているだけでは飽きてしまいますし、かといってセットを作る予算もない。

私はこの仕事で成功できるのだろうか、と辞めようとする日もありました。

その時に見たんです。春画の画像を。これだ!と思いました。

日本人が昔から持っている妄想力をここで使わないでどうするって(笑)開き直った時の気持ちと似ている気がします。

頭の中ならどんなことでもできますからね。それからは一人痴漢が楽しくなりました。



なるほど、春画そのものではちょっと抜けそうにないのに当時は流行っていましたからね(笑)





先人たちの知識を取り入れる豊かな発想力を活かす職人。

ではここで職人の技を間近で見せていただくことになりました。(せっかくですからスタッフも体験させてもらいました(笑))





Q (自分のパンツの中に手を突っ込み尻を揉みながら)こんな感じですか?


A そうです。たまに撫でたり、自分なりのアレンジを加えて楽しむのもいいと思います。

この時はまだ痴漢の気持ちのままです。



Q ここからどのように?


A ここから少しずつペースを上げていきます。気が早い人はこの段階で前に手を持っていったりもしますね。

前に手を持っていく時は重心を崩さないように気を付けてください。

「お嬢ちゃん、高校生?」という台詞を言ったら、次は女性の気持ちになってください。






と言うと職人は手早く、しかし落ち着いた動きで手を前に滑らせ、セリフを口にしました。





「や、やめてくださいっ…うぅ…」

悔しいっ…でも感じちゃう…っ!ビクンビクンを思い出しながら言うと感情がこもってうまく言えます。




そう言うと、職人は本当に痴漢にあっているかのように色っぽい吐息を漏らしました。

いや、この時確かに職人は自分自身と言う痴漢に遭っていたのでしょう。


なかなか難しいですね。


Q ここで職人が気を付けていることとかはありますか?


A 人に見られず最後まで一人でやることですね。

一人でやるから一人痴漢という名前なわけですし、何より人に見られたら恥ずかしさでもう二度とできなくなるかもしれません。

それがいいと思う人もいるかもしれませんが、それでは別のプレイになってしまうので。



Q なるほど、職人のこだわりですね。今まで人に見られたことはありますか?


A 親に見られそうになったことがあります。さすがに家族の関係が気まずくなるのは嫌なので、必死になりました(笑)


なるほど、家族や世間への仕事の理解も今後の課題となりそうですね。


Q この仕事をしていて一番嬉しかったことはなんですか?


A この前、街を歩いていたら小学生くらいの子に

「ファンです。ぼくもしょくにんになりたいです。」

ってすごくキラキラした顔で言われたことですね。

私のファンって思春期を終えた人ばかりで、子どもには見向きもされない職業だと思っていたので、あの時は本当に嬉しかったです。

未来の職人を見た気持ちです。



そう言って照れくさそうに鼻をかく職人もまた、輝いていたように見える。


職人の技や心が純粋な気持ちを掴んだのですね。

Q 最後に、世界中の1人痴漢者の方々に一言お願いします。


A 一人痴漢はやればやるだけ良さがわかる仕事です。まだまだマイナーな仕事ですが、楽しさを忘れずがんばりましょう。

それと、決して人に迷惑をかけないように細心の注意を払ってください。



これからの活躍も期待しています。ありがとうございました。


こちらこそありがとうございました。