心の支えの在り処
いやはや、忙しさに負けてあまり更新しなかったら気がついたらもう12月ですよ。
歳をとると時間の流れが早く感じるとはよく言うけどもまだ9月くらいの感覚だったわい、寒いわけだ。
思えば人間ってのは常にどこかしらに暖かさを求めているのかもしれない。
何も体感的な話だけでなく、心だってそう。
どんなにつっぱってても、心のどこかでは暖かさを求めているんだ。
ただし、そのベクトルがどこに向かうかは人によって違ってくる。
管理の場合は、それが彼女だったり友達だったり、親兄弟だったりって感じなのだけど
ほかにもたくさんありますよね、それが音楽だったりひょっとしたらギャルゲーとかだったりするかもしれない。
けどね、どんな心の支えがあっても、それは個人の自由だから誰にも迷惑かけなければいいと思う。
ここまで書けば、これまでも何度か書いてきたから何の話をするか予測できる人もいると思いますけど、
そう、宗教のお話ですよ。
勝手に信じて勝手にやってる分には全然問題ないのだけど、これの勧誘がとても迷惑、これだけはイケ好かない。
「勧誘してるほうも大変なんだから」と言ってくる人もいるけど、ハッキリ言うとそんなの関係ないね。
大変だったら見ず知らずの人に迷惑かけてもいいのかと。そもそも、文句言うなら勧誘するなよと。
訪問販売のがまだいい、彼らは生活するお金を稼ぐためにやっているんだからね。ちゃんとモノを売ったりしてるし。
思想の押し売りとか迷惑以外のなんでもない。
これ読んでる人に勧誘とかしている人がいると気を悪くするかもしれないけど、勧誘される人のイチ意見として捉えてほしい。
先日、どこだったかな、誰かの日記だったかニュースだったかは覚えていないのだけど、
「友達にカラオケおごると言われついていったら宗教の勧誘をされたから、いっぱいモノ頼んで帰った」
みたいなのを読んだのだけど、こうやってもので釣って勧誘ってすごく姑息だと思う。
管理の大好きなテキストサイトの管理人さんも飯おごるからとか言われて宗教の勧誘をされたって日記あったし、
どのくらいの頻度でこの手の勧誘をしているのか知らないけど、
断れないような状況を作って半ば強制的に入信・入会させるのって愚劣な行為だと思う。
自分らの信じる神だのなんだのって信仰対象に対して、それこそ恥ずべきことじゃないのかと。
そもそも、彼らの言い分はいつだってなんだかおかしい。にわかには信じられない詐欺まがいのことを言う人も少なくない。
思い返すこと中学2年、初めての宗教勧誘にあった、いや遭った時のこと。
その日はじいさんばあさんの家にお泊りをしていて、インターホンの音で管理だけ目が覚めたのだけど、
誰かと思いきや、やつらがきた、きやがった。
30過ぎくらい?のおばちゃんと、小さい女の子のタッグだ。
子供をつれてきて同情さそうとかも卑怯だよな、これ。
でね、ほかのみんなは寝てるからまだまだ幼さ残る中学2年生の管理が応対したんですよ。
おばちゃん「今日はね、神様のお話をしにきたんだ」
あぁ・・・めんどくさいのがきたな・・・
はっきり言って外ヅラがよい管理も、起こされて不機嫌やら面倒なものがきたときよい顔をすると付け上がるのを学習していたのやらで
露骨に不機嫌な顔はできなかったものの、寝ぼけた顔を作っていた。
で、上記の神様のお話発言ですよ。
「はぁ、そうですか」
と、テンション低めで返す管理。
で、神様ご講釈、How to Kamisamaを繰り広げるおばはん。子供に話して何か得られるものがあるのかね。
で、だらだらと神様が人間を作った話なんかをした後に、おばさんは言ったね
「神様を信じると歳をとらないんだよ」
鏡見て言えよオバハン
あんた順調に歳とってるがね。それに、その後ろにいる幼子が歳を取らなかったら困るだろ。
歳をとらないなんて恐ろしすぎるわ。それにしても宗教って凄いね、不老の秘術があるんだ。
それに、当時中学2年生。若さを渇望する歳でもありません。
「はぁ、そうですか・・・(何このおばちゃん言ってんの?頭大丈夫?)」と凄くローテンションで返事をしたら、
「僕にはまだ難しいお話だったかな?」
と言って帰っていきました。今年度で25になるけどいまだに意味がわかりません。
本当に歳とらないなら凄いけど、そんな嘘(本人が信じていても)ついて入信させるとか詐欺じゃねーの?
いやまぁ、ひょっとしたら宗教ってのは凄い力を持っていて、本当に不老の秘術があるのかもしれないけど、あのおばさんを見るにはどうにも信じられない。
それと、彼らはいつも金看板のように「幸せになれる」とか言ってくるけど、今の幸せで満足していると伝えると必死でその幸せを否定してくる。
幸せにしたいと思って声かけてくるなら、どんな形であれ幸せであることを認めろよと。
信仰することだけが幸せと押し付けてくるのがすげーハラ立つ。あれは去年の出来事だったかね。
彼女が仕事終わるのを職場の外で待っていると、なんかアンケート用紙的なものをもってオニーサンがきたんですよ。
彼女の職場、街のほうでしてね、普段田舎暮らしの管理はアンケートとか断れない。
マッサージ5000エンヨって言われて道を尋ねられてるのだと思ってしまうくらい都会に慣れていない。
で、まんまと路上アンケートを受ける管理なのだけど、内容が
「今の生活に満足しているか」
「仕事に不満はないか」
だのなんだの・・・
ちょうどね、彼女とも付き合いはじめて順風満帆、仕事も安月給ながらに充実していて幸せを感じているときでしたよ。
多分、そのときの管理は輝いていたと思う。
「仕事もストレスとか溜まりますよね」
みたいなことを言われて
「でも、この不況の世の中で仕事があるだけでもありがたいし、やりがいもありますからね。恵まれた環境ですよ(きらりんっ☆)」
とか返していたね、マジさわやか、かっけー俺。
そもそも、宗教的なものの勧誘って気づいてなかった管理は、充実っぷりをめさくさアピールして好印象を持ってもらわんとしていた勢いだったのだけど
どうもオニーサンのほうはそれが気に食わないらしく
「でもー、大変ですよね?」を連呼する。とにかく不幸だということにしたがる。
「えぇ、だけどやりがいもありますし、充実した生活ですよ」
と、ちょっとイラッとしながら返しつつ、アンケートの最後に住所を書く欄が。
「あー、住所も書かないとダメですかね?」
と返すと
「はい、書いてください」
って強制かよ。5年くらい前に住んでたアパートの住所(アパート名とか書かず)を適当に書いて誤魔化したわ。
で、実は何か幸せになろうの会みたいな胡散臭い団体ってことを暴露され
ちょっと疲れたり困ったりしてたところに彼女が仕事上がってきたのでナイスタイミング!愛してるよハニー!とか思いつつ
「あ、連れがきたのでこれで・・・」
と幸せそうに去っていく姿を見せ付けて幸せアピールを食らわせてやったのが最大の反撃になったわい、やっと撒くことができました。
とね、「あなたを幸せにしたい」とか言って勧誘してくるの自体、もはや管理に言わせりゃ胡散臭い。
「幸せにしたい」じゃなく「自分が幸せだと思うこと以外は幸せではなく、自分の思う幸せだけを押し付けたい」だもの。
そもそも前もどこかで書いたけど、自分を信じるものしか救わないような器の小さな神を信じる気にはなれないし、
そんな目に見えないものよりも友達や大事な人を信じるほうがよっぽど大切だと思う。
結構、宗教にのめり込んで近所の人や親戚にも猛烈な勧誘する人いるけど、近所の人や親戚の気持ちを考えたことあるのかね。
うちの親戚にも宗教にはまった人がいて、うちのばあさんが癌で亡くなる前に
「この写真を枕元に置いておけば癌が治る」
とか言ってよくわからん黒人の写真を1万円で売りつけてきたりした人がいたらしいのだけど、何が幸せだよただの詐欺じゃねーか。
最後に、この間きた勧誘の人が置いていった資料。
「どうすれば世の終わりを生き残れますか」
終わった世を生きてどうすんの?
と、ここまで書いて休日がもう終わりそうなことに気づいた。まだ朝から飯も食ってない・・・
この絶望感、まさに世の終わりなのだけど、どうやったら生き残れるかしら?
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